フッカー・バレー・トラック
Hooker Valley Track


フッカーバレートラックフッカー氷河湖へのボードウォークパノラマ

フッカーバレートラック



フッカ－バレー・トラックをセルフガイドで歩くための必要トレッキング情報

マウントクックのハイキングコースで一番人気、お勧めのフッカーバレートラック

    　

  • フッカ－バレートラックの歩き方

  • レベル
  • トレッキング初心者~適度に運動の出来る人
  • 距離
  • マウントクックキャンプ場からフッカー氷河湖まで
    　約5.5km／片道
  • 標高差
  • 約130m/ほぼ平坦に感じる緩やかな登り
  • 歩行時間
  • マウントクックキャンプ場から
    フッカー氷河湖まで往復約3時間
  • お勧めのトレッキング時期
  • 　ほぼ一年中歩けるトレッキングルートですが、雪や凍結、日中の気温などを考慮すると9月から4月ぐらいまでがフッカーバレートラックを楽しんで歩ける時期だといえるでしょう。
    雨が少ないのは2月
  • ハーミテージホテルから歩き始める場合の歩行時間
  • 　ミューラー氷河湖見晴らし台まで片道1時間
    第2の吊橋まで片道1.5時間
    フッカー氷河湖まで片道約2時間10分
  • 子連れでも歩けるか？
  • 　往復10km、子供の足で約4時間以上の歩行に耐えられそうなら子連れでも歩ける。
    小学生以下の子連れはお勧めしない。
  • 走ってもいいのか？
  • 　欧米の人は走っている人をよく見かける。
    トラックは歩行者と共有利用を心がけてください。

  • フッカーバレートラックを
    トレッキング初心者として歩くときの注意点

  • 雨や曇りの日が多い
  • 年間185日以上(50%/一年)は雨が降っている。
    山岳地帯でもあるので天気が崩れやすく、天気や気温が急変もするところ。
    そして晴れていてもマウントクックの山頂だけに雲が掛かっている日のほうが断然多い。
  • 日陰は無く、日差しがきつい
  • ほぼ全コース上には日陰や木陰は一切無いので日焼け止め、帽子、サングラスは必需品
    日本人は日焼け対策としても長袖、長ズボンの上下で歩くことをお勧めします。
  • 夏でも冷たい風、朝は低温
  • 夏でも谷間を吹き抜ける風は冷たい。
    また夏でも早朝には5度以下に冷え込むことも多く、 夏の午前中は肌寒く感じる日が多いでしょう。
  • 強風
  • 10月から2月ぐらいの晴れた日の午後には突風が谷間を吹き抜ける。
    強風でトラックが閉鎖される日もある＝第一の吊り橋のゲートがクローズされる。
    風よけにも、休憩時の防寒にもなるゴアテックスのレインジャケットを持参するのがお勧め。
    またこの強風で目を開けてられないほどの砂塵が舞い上がります。この際でも砂塵除けとしいてサングラスがあれば活用できます。
  • 水場はなく、乾燥している
  • キャンプ場を最後に水場はない。フッカーリバーやフッカー氷河湖の水は飲料には適さない。
    夏は非常に乾燥しているので歩いている最中にも普段より多めの水分補給をしましょう。
  • 砂利道のトラックが大半
  • せめて運動靴、またはトレッキングブーツがお勧め
    パンプスや平底靴、ましてサンダルでの歩行は避けましょう。
  • トイレはトラック中間点に一つ
  • キャンプ場には水洗トイレがあるが、フッカー氷河湖や途中のルックアウトには簡易トイレは無い。
  • 6月~8月には凍結、積雪もある
  • 6月から8月のNZの冬は谷間に日が差し込む時間帯も非常に短いので一日中凍り付いている箇所が多い
  • ネットへの通信はできない
  • キャンプ場周辺ならネットには繋がる
    グーグルマップやSNSへの接続はキャンプ場まで戻って来てからになるでしょう。
  • ドローンでの撮影は禁止
  • 国立公園内はドローンでの撮影は禁止されています。
  • お花を積む、取ることは禁止
  • 国立公園内の花や植物を持ち帰ることは禁止されています。

フッカーバレーフッカーリバーパノラマ

フッカーバレートラックの
フッカーリバー川岸でのパノラマ


フッカ－バレートラックの出発点からフッカー氷河湖までの見どころと解説

フッカーバレートラックを
マウントクック・キャンプ場から出発

  • マウントクックのキャンプ場(標高は765m)からフッカー氷河湖を目指して出発。
    ミューラー氷河湖ルックアウトを経由して第1の吊り橋まで歩いていきます。
  • 1. マウントクックキャンプ場を出発
    ここでは無料駐車場、水洗トイレ利用可能。キャンプ場の水道水は飲料に適した水です。
    道案内には”ここからフッカー氷河湖まで片道1時間15分”と表示されてます。
  • 2. キャンプ場からミューラー氷河湖ルックアウトへの道のりはほぼ平らな、よく整備された道幅も十分にある砂利道。
  • 3. ミューラー氷河湖ルックアウトからは氷河湖とMt.セフトンの山肌をドーンと正面に見晴らせます。
  • 4. ミューラー氷河湖ルックアウトから一旦第一の吊り橋まで降りていき、ミューラー氷河湖から流れ出す川を渡っていきます。
  • 5. フッカーバレートラックで渡る3つの吊り橋全て最大積載人数20名のしっかりとした吊り橋です。二人の人がすれ違える幅はあります。

第1の吊り橋を渡って第2の吊り橋まで

  • 緩やかな整備された坂道を時折氷河が崩れ落ちる雪崩の爆音を聞きながら第2の吊り橋まで歩いていきます。
  • 6. 第1の吊り橋を渡ると正面にマウントセフトンの氷壁を見上げながらよく整備されて歩きやすい緩やかな坂道を上っていきます。
  • 7. 第2のミューラー氷河湖ルックアウトではより一層間近にミューラー氷河湖を見下ろせ、マウントセフトンの氷壁を見上げられます。
  • 8. フッカ－リバーの渓谷に掛けられた第2の吊り橋を渡っていきます。3本の吊り橋の中で最も長い吊り橋。
  • 9. 下に流れる濁流がフッカー氷河湖から流れてくる川で、その見下ろす落差が3つの吊り橋では最大のものになります。
    高所、そして揺れる吊り橋が怖い人は渡らないで引き返しましょう。一旦渡ってしまえばこの橋を渡らないで引き返す道はありません。

フッカーリバーに沿ってフッカーバレーの奥へ

  • フッカーリバーの上流へとほぼ平らな氷河谷の谷底を歩いていく。
    壮大なフッカーバレーの景観を見上げながら、見回しながら歩いて行けます。
  • 11. 第2の吊り橋を渡るとそれまで山肌に隠れていたマウントクックの姿がドーンと現れ、フッカーリバーの河原まで降りていきます。
    ここはだれもが写真を撮りたくなるスポットです。
  • 12. フッカーリバー沿いを歩き始めた後は晴れていればマウントクックの雄姿を正面に見据えながら歩けます。
  • 13. 出発から1時間ほど、3.5km程歩いてきたところで一息入れるのもいいでしょう。
    トラック途中にある唯一の簡易トイレがあります。
  • 14. 簡易トイレのそばにはマウントクックを眺めながら休憩できる大きなピクニックテーブルもあります。
  • 15. 氷河から流れてくるミルキーブルーの流れのストッキングストリームという小川にかかる小さな橋を渡って行きます。

フッカーバレートラックの最大の見どころに差し掛かる。

  • ボードウォークを歩きぬき、
    3番目の吊り橋を渡り、
    高原植物のお花畑を抜けて
    フッカー氷河湖に到着。
  • 15. ボードウォークを歩くときはたまには立ち止まって周りの景観をぐるっと見回してみてください。
    実際ここを歩いて、その目で見ていただかなければこの壮大な感じは分からないでしょう。
  • 16. 長いボードウォークの区間がフッカーバレートラックの中でも一番爽快に思う道のりの一つです。
    晴れていればマウントクックを正面に見据えながらずーっと歩くことができます。
  • 17. 第3の吊り橋は夏の午後になったら山肌からの吹きおろしの強風が吹き抜ける谷底にかけられているので時にはこの吊り橋が波打つぐらい揺らされることがあります。
  • 18. 3本目の吊り橋を渡ったあとはしばらくマウントクックの山肌が見えなくなり、どれぐらいで到着になるのかが気になり始めるかもしれませんが 緩やかな坂道を上るとフッカーレイクが見えてきます。
  • 19. フッカーバレートラック終着地点のフッカー氷河湖ルックアウト。標高は885m。大きなテーブルベンチがあります。

フッカー氷河湖の湖岸へ


フッカー氷河湖とマウントクックパノラマ

フッカー氷河湖湖畔でのパノラマ景観


フッカーバレートラックの高低差や現在歩いている場所、フッカー氷河湖までの距離なども分かるGPSトレイルマップ

Wikilocのロゴをクリックするとkm表示のマップを別タブで表示できます。

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無料のGPSトレイルアプリを利用してフッカ－バレートレッキングをさらに楽しむためのブログ

フッカーバレートレッキングGPSトレイル活用ブログ

NZでのトレッキング軌跡にWikiloc地図アプリを使う7つの利点

NZのトレッキングルートを歩く際にルートの軌跡をオフラインでも記録できる無料のGPSトレイルアプリであるWikilocアプリを利用することをお勧めします。続きはこちら...



フッカーバレートラックを歩く前に見ておきたい丸わかり動画

  • マウントクックに初めて行く前にチェックしてほしい
    フッカーバレートラックを3時間で往復するトレッキング
  • フッカーバレートラックトレッキングハイライトと
    マウントクックまでの国道80号線ドライブ 4分22秒動画

フッカーバレートラックを歩くときにお勧めの服装、靴、装備

  • 過去ブログでフッカーバレーを歩く時の最適服装をチェック
  • 1月2月のマウントクック・ハイキングの日本人トレッカー向け必需品ブログ
    1月2月のマウントクック・ハイキングの
    日本人トレッカー向け必需品
  • 2月のフッカーバレーで見られたトレッキングでの服装とリンドウの花ブログ
    夏のフッカーバレー
    2月22日に歩いていた人の服装
  • 動画でフッカーバレートラックを歩いている人たちの服装を見てみる

フッカーバレートラックを冬に、強風の時に歩く場合の参考になる過去ブログ

強風でもみんな歩いてたマウントクックフッカーバレーブログ

11月22日強風でもみんな歩いてたマウントクックフッカーバレー

11月22日に強風吹き荒れる中マウントクックのフッカーバレーを歩いてきました。吹き飛ばされそうな道のりでもたくさんの人が歩いているのには感心しました。続きはこちら...

フッカーバレーを7月,8月に歩くことができるかブログ

マウントクックのフッカーバレーを7月,8月に歩くことができるか

NZの冬である7月、8月にマウントクックの人気トレッキングコースのフッカーバレーを歩くことができるのか？こんな質問に対して2024年7月5日と5月20日、2023年7月15日そして2017年8月14日に歩いた時の写真でお答えします。続きはこちら...


フッカーバレートラックで見られるNZ現生の高原植物の花と見ごろの時期

マウントクック・リリー
Mount Cook Buttercup

  • マウントクックリリーとは...
    キンポウゲ科(Buttercup）の中では世界で最も大きい種で、以前は葉っぱの形からリリー（睡蓮；Water Lily）と呼ばれていたが今は正式にマウントクックバターカップと呼ぶ。
    NZの原生の高原の花としては最も知られた美しい花。
  • 見ごろの時期は；11月から12月
  • 動画でマウントクックリリーがフッカーバレーのどこで咲いているかをチェック
  • 過去ブログでフッカーバレーで見れるマウントクックリリー、NZ原生の花をチェック
  • マウントクックフッカーバレーで11月に見られたNZ原生の高原の花9種ブログ
    マウントクックフッカーバレーで
    11月に見られたNZ原生の高原の花9種

フッカーバレーラージマウンテンデイジー

ラージ・マウンテン・デイジー
Large Mountain Daisy

  • ラージ・マウンテン・デイジーとは...
    マウントクックリリーが咲き終わりごろからフッカーバレーでは咲いている。
    草丈が60cmまでにもなるのでトラック沿いに花だけが飛び出ているように見れる。
    同じ時期にマウントクックのトレッキングコースには様々なマウンテンデイジーが見られる。
  • 見ごろの時期は；12月から1月
フッカーバレーマウンテン・ジェンシャン

マウンテン・ジェンシャン
Mountain Gentian

  • マウンテン・ジェンシャンとは...
    NZのリンドウで白い花がほとんど。まれに薄紫もある。
    2月ぐらいの他の高原植物の花が咲き終わったぐらいにこのかわいらしい白い花がフッカーバレーに咲いているので目立ちます。
  • 見ごろの時期は；2月から3月

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NZブリーズのマウントクックへのチャーター車送迎サービス

　
出発地/経由地/到着地所要時間料金/
1~3名参加での総額
クイーンズタウンから
マウントクック		3時間半$420
クイーンズタウンから
マウントクックへの往復
マウントクックで4~6時間の
自由時間を持つことが可能
9月~4月		ご希望に沿います$460
クイーンズタウンから
マウントクック経由テカポへ
マウントクックで3~5時間の
自由時間を持つことも可能		5時間~$580
クイーンズタウンから
テカポ		3時間半$420

テカポから
日帰りマウントクック往復
テカポ出発時間、
マウントクックでの滞在時間は
ご希望に沿います。

3時間~$580
上記以外の区間
ワナカ/マウントクック片道、
マウントクック/クライストチャーチ片道
マウントクック/ダニーデンへの片道など
要問い合わせ



NZブリーズのクイーンズタウンまたはクライストチャーチ発
2日間以上マウントクックを含めた周遊ツアー

マウントクックやクイーンズタウンなどでのホテルなどの宿泊場所の費用,予約は含まれません。

  • ZQN3 (1~4名参加可能)
    クイーンズタウン発
    マウントクックとテカポ泊
    クライストチャーチへの3日間

  • 逆向きコース可能＝CHC2

  • NZ$3000/1名又は3名参加での総額
    NZ$3300/4名参加での総額

  • 一日目；
    クイーンズタウンをチャーター車で出発、
    マウントクックへ観光送迎
    マウントクック泊

    二日目；
    マウントクックからテカポへ送迎
    マウントクック出発時間は希望に沿います。
    テカポでは人気観光スポットでの下車観光有り。
    テカポ泊

    三日目;
    テカポ発
    チャーター車にてクライストチャーチ空港
    又は市内ホテルへ送迎

  • CHC6 (1~4名参加可能)
    クライストチャ－チ発
    マウントクックで2連泊
    クイーンズタウンへの3日間

  • 逆向きコース可能＝ZQN6

  • NZ$2880/1名又は3名参加での総額
    NZ$3200/4名参加での総額

  • 一日目；
    クライストチャーチ空港出迎え
    チャーター車でテカポ経由
    マウントクックへ送迎
    テカポでは人気観光スポットでの下車観光有り
    マウントクック泊

    二日目；終日自由
    マウントクック泊

    三日目;
    午前マウントクック出発、
    ランチタイムを
    ワイナリーレストランで取り
    クイーンズタウンへ観光送迎
    ワイナリーレストランでの費用は含まれません。

  • MFN1 (2~4名参加可能)
    クイーンズタウン発
    ミルフォードサウンド遊覧クルーズ＋ミルフォードトラック3時間自由ハイキングと
    マウントクック2泊して
    クライストチャーチへの5日間

  • 逆向きコース可能＝MFN2

  • NZ$4800/1名又は3名参加での総額
    NZ$5500/4名参加での総額

  • 一日目；
    クイーンズタウンホテルをチャーター車で
    出発してテアナウへ向かう。
    希望があれば追加でテアナウ・ツチボタル洞窟ツアーへの参加も可能
    テアナウ泊

    二日目；
    テアナウをチャーター車でAM06:15に出発
    ミルフォードサウンド到着後水上タクシーに乗船
    サンドフライポイントからミルフォードトラックを体験できるトレッキング時間(3時間、ガイド無し)を持てます。
    午後；ミルフォードサウンドの遊覧クルーズ乗船
    PM15:30ミルフォードサウンドからチャ－ター車でテアナウへと戻る
    PM18:00ごろテアナウのホテル到着
    テ・アナウ泊

    三日目;
    テアナウからマウントクックへ観光送迎
    マウントクックへの途中、
    アロータウンやクロムウェルなどの観光スポットで観光しながらマウントクックへ向かいます。
    マウントクック泊

    四日目;
    終日自由
    マウントクック泊

    五日目;
    午前マウントクック発
    チャーター車にてテカポ経由で
    クライストチャーチ空港又は市内ホテルへ送迎
    テカポでは人気観光スポットでの下車観光有り




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    マウントクックという人気観光地にある唯一のホテルであり、グループツアーの団体でも対応できる部屋数があるため観光シーズン中はいつでもその予約がすぐに埋まってしまいます。
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